千歳くんはラムネ瓶のなか 4 巻。小学館ガガガ文庫『千歳くんはラムネ瓶のなか』が、「このライトノベルがすごい！２０２１」（宝島社）の文庫部門・第１位受賞！！

『千歳くんはラムネ瓶のなか４』ネタバレ感想

でも、違った。尚、当ブログに記載された内容は事前の通知・予告なしに変更・削除することがあります。

では早速内容に触れながら感想のほうを書いていきます。

。すごいわ。これからも、誰かの心に届き、ともすればその明日を変えられる、どこまでも真っ直ぐな青春を綴っていきます。

そうじゃないだろうと引っ叩いてくれたのが、陽というヒロインでした。基本的に裏方を希望しなければ役は貰えることが多かったのですが、私は親に隠れて演劇部をやっていたので名前を外に出せなかったんですね。だれも言葉ではわかってくれないのなら、自分のその姿で。

そして、なぜ陽が愚痴言われることもわかっているのにここまで練習を追い込んだりしていたのか。とおっしゃっていたので、世に出回ることは十分あり得ます。こういった寄り添い方で感情移入をしてきて、では、今回焦点となった彼の過去に触れた時、僕は今まで通りに感情移入できたのか。

彼の中身は、どこまでも親しみの持てる、理解の出来る主人公像でした。それでもう、完全に私の口許はへらへらだ。 1人の女の子（ヒロイン）としての魅力を十全に描き出すとともに、主人公・朔への感情移入度を一層高めてくれていました。

進学校特有というか勉強がメインの学校と、バリバリの体育会系の私立とは違って部活でどのくらいの目標にするかはそれぞれ違う。ネタバレ防止用の「前振り」はこれくらいにしまして、本編感想です。逆転されてしまいます。