最初は自分でできることが少なくてかわいそうだな、と思ったけれど、自分のできることを見つけてよかったなと思いました。 最初は、人に手紙を送るために文字を書き、その後は絵を描くようになる。 しかし菜の花はそこから芽を出し花を咲かせた。
14群馬県勢多郡東村に生まれる。
愛、深き淵より 今月の法話 「愛、深き淵より」 不慮の事故で、ただ一つ動かせる口に筆をくわえ絵と詩を描き続け、全国の人々に感動の渦を巻き起こした星野富弘さんという方をご紹介します。
6星野さんはけがをしたことでずいぶん悩んだ。
群馬大学教育学部体育科卒業。 そしてそれは、何物にも代えられないすばらしい出会いだと思っています。 もしかしたら、失うということと、与えられるということは、隣同士なのかも知れない」 口の筆によって生きる事への希望を見出した星野さんですが、それを支えていたものにキリスト教への深い信仰がありました。
9普段、美術館や知人の個展に行っても、おいてあるノートに何か書いたりすることはなかったのに、その時は友人が観ていないすきにあわてて何か書いたのを覚えている。
最初は、ほんの数分で熱が出てそれ以上続けられなかったこと。
ぼくたちは手足が使えるから死にたいとか言っちゃダメ。
また、それ以外にも後半に行くにつれて、実家の庭に咲いた花の美しさを思い出したりと、著者と同じ気持ちで花をめでた気持ちになった。 20の4日間は医師のカルテ・母や姉の回想をも加えて記録されていて臨場感があります。 あの時は、行ってみたいとは思ったけれど、受け身だった。
そんな中でも自分の気持ちを見失うことなく、突然訪れた「不幸」な状態の中でも幸せを感じることの出来る、心を保ち続けたいと、この本を読んで強く思いました。
何度死にたいと思ったか分からず、生きてる価値さえ見つからない日々。 』というタイトルの意味は、本文中では詳しく述べられていない。
余談:絵と文章の配置が絶妙だと思う。